年度末恒例の道路工事 と 車両の誘導

徒然なるままに comments(0) - 行政書士なら板宿の松っちゃん
  
  車を日常的に利用する人及びバス通勤・通学する人にとっては、年度末、
  つまり今の時期ですが、多くの場所が
工事中のためウンザリしますね

  評論家がよく、「役所では年度内に予算を消化しないと次年度以降の予算
  が減額される」と、さも財政制度に詳しいかのような顔をして語るので、

  一般の方も、
年度末に集中する道路工事は予算消化のためと誤解?されて
  いる向きも多いため、これについては後半で少し弁解しておきます!?

  私は、20年以上前に役所の公共職業訓練担当部署に勤務していましたが、
  その当時から「
交通誘導訓練の必要性がある」との議論がありました。

  車を運転する人なら何度も経験があると思うのですが、
どう誘導している
  のか分からなかったり、指示に従ったばかりに混乱状態に陥ったり…

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  道路工事現場での自動車の誘導の実情は一体どうなっているのか、につい
  て関心のある方も多いと思いますが、一緒に調べてみましょう。
 
  先にも触れたように、車の誘導に携わる人に対しては、公共職業訓練を義
  務付けるとか、公的資格をつくるべき、というのが一般的な認識ですね。

  そこで調べてみると、交通誘導とは、民間警備会社による警備業務で、
  式には交通誘導警備といい、
警備業法に規定されていました。

  
なお、交通警備に従事する警備員を交通誘導員といい、交通に支障がある
  箇所、工事現場やイベント等で自動車や歩行者の誘導を行っている。

  
また、交通誘導員資格は、交通誘導警備業務検定に合格して得られる国家
  資格であるが、
如何せん、警備員になるための必須資格ではない?〜

  つまり、一部例外を除き、交通誘導員の行う誘導業務は相手の任意的協力
  に基づくもので、警察官等の行う交通整理と異なり
法的強制力は無い!

  このように書いてくると、今一つ釈然としない資格なり規定であり、人命
  を預かる業務であるだけに徹底した有資格者の設置が必要ではないかと〜

  現実にも、工事現場等で誘導業務に携わっている方の多くは、アルバイト
  や派遣の人が大半を占めるとの情報もあり、十分な体制とは言えない…?

  
関係各位には申し訳けない記事ですが、これがドライバーの本音ですよ…

  最後に予算制度について一言。公務員で勘違いしている人も多いですよ〜
  予算というのは消化するというよりも、1年間に割り振られた総額です。

  補正予算は別として、基本的には当初予算の範囲内で事業執行がなされ
  るため、各事業担当者は年間事業を計画的に実施する必要があります。

  年度当初にほぼ年間予算が確定するため、
急を要する事業以外はどうし
  ても先送りになりがち、これが予算制度の根幹的なネック
ですね。

  道路工事でも同じことで、年度当初から早い対応で進めていくと、いざ
  重要な箇所に取りかかる時点で予算が足りないという事態も生じうる〜

  つまり、
固定化された予算の範囲内で事業執行しようとすれば、残して
  おいた財源で集中的に実施するため、年度末の過剰工事もやむなし?


  柔軟性なき予算制度の弊害による工事時期の偏重、それに伴う交通誘導
  の不明快さ・危険性
を考え併せ、スムーズな国の舵取りを願うのみ…

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